夫婦ゲンカ、犬は食わないけど千神は食うよ!

未来を変える心理コンサルタントの千神弥生(ちかみやよい)です。(自己紹介

 

 

 

今日は旦那さんと、朝っぱらから軽く言い合いしましたYO!

 

 

もちろん! 大したことないことが原因です。(笑)

 

 

私が朝ご飯に作ったおにぎりをみんなで食べたのですが、旦那さんと私と息子が食べた後に、最後に娘が食べたんです。

 

 

そしたら、娘が、「これ、ママのアロマの香りがする……」と。

 

 

朝、私が足に塗ったアロマオイルの香りが、おにぎりについているらしいのです💦

 

 

でも、私はそうならないように、キッチン用洗剤で洗ってから握ったんですけどね。

どうやら、ダメだったみたいですね。

 

 

その際、娘がそう言ったあと、旦那さんが「実はオレも少し香ったけど、そこまで気にならないから食べた」と言うのです。

 

※ちなみに、娘は一番嗅覚が研ぎ澄まされているので(笑)、ちょっとした香りも相当うるさいです。

 

 

私はしばらくして、旦那さんに尋ねました。

 

 

なぜ、自分が食べて香った時に、そのことを口に出さないのか? 私からするととても不思議だ、と。

 

 

すると旦那さんが、「そこまで気にならなかったから」と同じことをまた言ったんですね。

 

 

でも、私は、どうも違和感があり、「思ったんなら今度から言ってもらった方が助かるんだけど」と言いました。

 

 

すると、「いちいち、ふと感じたことを口に出すというのもどうかと思う」と言い出しました。

 

 

いちいちちょっとのことを口に出すことでよけいな争いが起きると思う、と。

 

 

私みたいに、ちょっと思ったこと、ふと感じたことをいちいち口に出されると、うるさい、と。

 

 

私はここで、

「ちょーっと待ったーーーー!」となりました。(笑)

 

 

ちょっとのことを口に出して、何が悪いんじゃい! と。

 

 

むしろ、口に出さないことで、私はおにぎりの香りこと、気づかなかったわけですよ。

 

 

もし、息子や私のように娘も香りに気づかなかった場合、

次回もまた同じことを繰り返してしまう可能性があるぞ、と。

 

 

なんなら、それを他人にも出してしまう可能性だってこの先あるぞ、と。

 

 

 

違和感に気づいたらそれを口に出して伝えてくれることで、次に生かせるじゃないか、と。

 

 

 

すると、旦那さんが、数日前のこれまたちょっとした言い争いの件を持ち出してきました。

※旦那さんが電子レンジを壊したんじゃないかと、言いがかりをつけた件(笑)

 

 

 

なんでもかんでも口に出したせいで、オレはあの時の怒りがまだ残っている、おまえのあの言葉のせいで、と。

 

 

と、ここから、

思ったことを口に出す方が良いのか、それとも出さない方が良いのか、

それよりも言い方というものがある、などという論争になりました!(笑)

 

 

 

まあケンカというよりもお互いの意見を交わしあった感じです。

 

そしてもちろん、それぞれのメリットデメリットがあるという結論に、即、至ったのですが……。

 

 

そこは、お互いの性質を認めあうことが大切だと、お互いが納得して、

 

ただ、この言い争い、ここから素晴らしい結果になったんですよね~!

 

羊に似てると言われたことあります。千神です。

 

 

というのも、

ここまで書いたとおり、彼は(彼の家族も)思ったことをあんまり口に出さないんです。

 

 

ちょっとしたことや、自分が我慢すればいいレベルのことは、言わない傾向があります。

 

 

 

私と付き合いだしてもう20年なので、さすがにかなり言うようにはなりましたけど、

実家のお義父さんお義母さんとかはそんな感じのままです。

 

 

とはいえ、旦那さんも、私に比べるとまだまだ言わない方だなと感じます。

 

 

 

一方、彼からすると、私は言い過ぎの傾向があり、それがうるさかったり面倒だったりするので、

もう少し言わない選択をする方がいいんじゃないかと言いたいわけです。

 

 

 

たしかに、その気持ちも分かる!

 

でも、ですよ。

 

 

私がそうやっていちいち口に出すことで、

彼は「じゃあ、オレだって言わせてもらうけどな!」と勢いがつくんですよね。

 

 

「そんなこといちいち言ってくるなら、オレはもっとあるぞ!」と言わんばかりに、今朝みたいに言ってくるんです。

 

 

いや、言って“これる”んです!

 

私なんかに負けないぞと、対抗しようとするから!(笑)

 

 

 

そう、私が言いすぎるお陰で、腹に溜めずに「オレだって!」と言えるわけなんですよ、彼は。

 

 

 

怒りはとても大切な感情で、溜めると心か体のどちらかが病気になる!

(実際に、お義母さんは溜めすぎて、ある日突然、腸捻転という腸がねじれる病気になって大手術をしました)

 

 

言い過ぎ、言わなさ過ぎ、どっちが良いか、メリットデメリットとかの問題ではなくて、

私が言い過ぎることで、そのお陰であなたはあまり溜めずに発散できている!

 

 

つまり、私たちはピッタリの夫婦だってこと!(笑)

 

問題解決! 話し合い終了~! じゃな!

 

 

そう言うと、うなずいていました。

 

 

めでたし、めでたし。

良かったです。小さなきっかけでしたが、きちんと話し合って良い結果になりました!

 

 

でも、また、ここから私の“要らんこと言い“が……。(笑)

 

 

 

「それにしても、ひろくん、すげー成長したよな! 前ならここで絶対に頷かなかったもんな。

その通りだと思っても、頷くと負けた気になるからって感じで絶対に納得せずに、

だいぶ後になってからしか納得できんかったもんな!」

 

 

そんな要らんことを言ってしまいましたよ〜!(笑)←これが一言多いって分かってる!

 

 

 

旦那さんは、「うるせー!」とイスを立ち上がり、向こうに行ってしまいました!

 

 

 

でも……

その横顔は、笑顔でした♡

 

 

 

 

そうやって、私の言い過ぎ喋り過ぎは、

いつも広くて深い愛のクッションに包み込まれているのでした!

 

 

 

夫婦って、自分の価値観を相手に押しつけようとしてしまいがち。

 

 

もしくは、聞き分けの良い人のフリして、相手に合わせてみたり。

 

 

 

でも、2人で1つの価値観(世界に1つだけ)を形成している

と考えてみれば、

その絶妙な組み合わせに、感心アンド感動しかないはずです。

 

 

 

自分たち2人だけにしか織り成せない価値観を見つけ出しながら、

作りあげながら、

そうやってキャッキャッ(ギャーギャー?)と楽しむのが、夫婦だと思います。

 

 

 

 

それにしても!

 

若い頃のような激しく熱くドラマチックな結末が待っているケンカがもうないのは、嬉しくもあり、寂しくもあり……。

 

 

 

いつも思いますが、どんなご家庭の夫婦ゲンカも、

それぞれに味があり、興味深く、美しいものだと思います。

 

 

 

二人が結婚した意味、が絶対にありますからね!

コンサルでそれを探るのが、本当にしあわせなんです。

 

 

 

結婚指輪を売っている頃から今でもずっと、夫婦ゲンカの話が大好きです。

 

 

≪おわり≫

 

 

 

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