使命に辿り着くための絶望の使い方

時空力認定コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)

 

小5の頃「エロ会社の社長」と呼ばれ、イヤな思いをしました。そう呼んできた男子がその後骨折したのは、天罰だったのかもしれません(笑)。

 

 

どんなに辛い出来事も、消したい過去も、ちゃんと意味があって起きています。

 

その意味=自分の人生のテーマ、が分かったとき、やっと安心して、本当の自分を生きれるようになるのだと思います。

 

実は、人生のテーマ的には、嬉しい出来事よりも、むしろ、辛い出来事の方が、重要な意味を持つことが多いように思います。

 

時空力コンサルをさせていただくクライアントさまもそうですし、私自身でも振り返ってもそう思います。

 

 

以前にも書きましたが、小学校5年生の夏休み、私は父の転勤で、急に住み慣れた場所から離れ、引っ越しすることになり、学校も転校しました。

 

その時は、ちょっとだけ憧れていた「転校生」というものになれることの方に、意識が向いていたので、あまり悲しいとか思いませんでした。

 

しかし、新しい学校では、よくある「転校生への洗礼」を浴びてしまいました。

新学期になったばかりだったので、すぐに新しい係り決めがあり、後ろの小さな黒板に保健係や生き物係などと書かれたところに自分の名前を書きます。

 

そのとき出来た新しいお友達たちと数人で、ある係りに名前を連ねていたのですが、風邪で学校を休んだ翌日にその黒板を見ると、私一人を残してみんな他の係りに移っていました。(他にも色々ありました笑。)

 

また、女子トイレの掃除をしていたときに、男子トイレとの間にあった磨りガラスに水滴が飛び散っていたので、それを雑巾で拭いたら、掃除後の反省会の時に、ある男子から「池田さん(旧姓)が男子トイレを覗いていましたー!」と報告され、そのあとクラスに戻ると「エロ会社の社長」と呼ばれました。

 

この黒板を見た瞬間の女子への「あぁ、なるほどね。」という感覚。

「うるせーよ!」と言い返した時の男子への「負けねーぞ。」という感覚。

 

このたった数日間の出来事は、その後30年、(実に30年!)私の人生で大きな意味を持ち続けたのでした。

 

この30年もの間、仲良しの友達がいても、心の底の底の、ほんとーーーに底の方では、実は私は、孤独、だったのです。

 

正確に言うと、孤独だった「よう」です。

 

その声は、小さすぎて、毎日忙しく生活している私自身には絶対に聞こえないものでした。

 

学生時代どれだけ仲良しの友達ができても、毎日一緒にいて毎日盛り上がっていても、その友達に対して「でも結局、私はあなたにとって、本当の友達じゃないんだよね?」というものでした。

 

どれだけ仲良くしても、その子には昔からの友達や幼なじみもいるので、私は「本当の友達」としては見てもらえないと思っていたのです。

 

そう、私にとっての幼なじみ、同級生の男の子、女の子の友達たち、大切な思い出は、すべて前の学校に置いてきていたからでした。

 

私はこれらのものを失い、もう二度と取り戻せないという事実がわかった転校直後、実は誰にも言わず、親にも言わず、毎日布団の中で泣いていました。

 

その後もずっと、あんなに平和で、あんなにのびのびと自分らしく存在できた、私にとって安心する居場所だった学校や友達は、絶対に私の元には戻らないんだと思い知った「絶望」は、心の奥底に在り続けたのです。

 

ほとんどの人が、辛い出来事や消し去りたい過去は、時間が癒してくれるお陰で、記憶の片隅に追いやれています。時には、本当に忘れてしまっていることもあります。

 

でも、本当は、心の奥底ではその出来事は終わってはいないものです。

 

人を変え、形を変え、「本質は変わらない」出来事が、その後の人生の中で繰り返されていることに気づいている人はどれくらいいるでしょうか。

 

例え気づいていたとしても、どうしようもなく、ただ繰り返されていくことを眺めるだけ、かもしれません。

 

幸いにも私は、この自分自身の心の奥底からの声にならない声を救い上げ、私自身の人生のテーマと結びつけることで、この「孤独」と「二度と戻らない居場所」を、これからの人生にプラスに転換することができました。

 

ただ、小学校の頃あんなに泣いたのに、大人になってまだこんなに涙が出るのか!と驚いたほど、奥底にあった悲しみ、絶望は計り知れないものでしたが。

 

こんなのを抱えていたら、必ずどこかで人生がうまくいかなくなったり、人間関係に影響していたと思います。

 

「人生のテーマ」を知ることは、嬉しいことや楽しいことはもちろん当たり前ですが、悲しみや苦しみ、痛みといった、一見マイナスの出来事や感情を、プラスに、生きる糧にすることが出来るものなのです。

 

今では、転校して泣いている小学生の私に、こう言ってあげれます。

 

「あなたががんばってくれたから、今、こんなに守りたい家族やクライアントさんがいるよ。あなたの奮闘、家事にも仕事に生かせているよ。ありがとう。」

 

 

人生のテーマと、過去たちが、一本の線で結ばれたとき、本当の自分の人生が始まります。

 

それは、起きる出来事、その「すべて」を、自分の人生の中で生かしきることができ、

歳を重ねるごとに、自分だけの才能や使命が開花拡大していく、生きること自体が楽しみになる、そんな人生です。

 

 

あなたの絶望の過去が、希望の未来に変わることを願っています。

 

 

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