天国のワンコが母に示す魂が願う道

時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)

 

 

最近実家であった出来事です。10年近く飼っていた実家のチワワしーちゃんが亡くなり、父と母はすごく可愛がっていたのでそのショックは相当なもので、家族みんなで悲しみました。

 

一ヶ月も経たない先日、突然父が新しい犬を知り合いから譲ってもらい連れて帰ってきたのですが、母は前の犬への想いが癒されないまま突然やってきた新しい犬への戸惑いを隠せず、複雑な想いでした。

 

その想いがあることをきっかけに会ったこともない元の飼い主さんの耳に入ってしまい、ちょうど母が犬に慣れてきて可愛いなと思い始めた頃に、あちらから犬を返してほしいと連絡がありました。

 

母は今の状況を伝えて自分にだけなついていてとても可愛いから飼わせて欲しいという旨を伝え、なんとかこのまま飼わせてもらえないだろうかと頼んだのですが叶いませんでした。

 

母は一ヶ月の間に2匹の犬を失ったショックと悲しみで、自分を責めて人を責めて、自分でもどう扱ったら良いのか分からない行き場のない苦しみと悲しみに泣き崩れていました。

 

 

 

この件は様々な視点からみることができるのですが、ここで伝えたいのは、母が自分の本音で生きていないことが浮き彫りになったということです。

 

「私は本当はこの犬をどうしたいのか?」ということが解らないまま、感じないまま、周りに振り回されている状態で周囲に本音ではない言葉を漏らしてしまったんです。

 

 

世間の常識や自分の作った基準、父への想い、犬への配慮、亡くなった犬への想いなど、複雑に絡まっていて難しいのはわかるのですが、

普段から母は「自分の本音」を置き去りにして無意識に受身の状態で生活しているので、今回も自分ではなく自分以外を中心に置いた言葉を発してしまい、そこに誤解が生じ望んでいない結末へと繋がってしまったのです。

 

 

実は、自分の本音を丁寧に感じきらないと本当に必要な次の行動にまで結びつかず、結果的に現実がうまくいかない、ということを知っている人は少ないと思います。

 

 

本当の意味で「主体的に(自分の意思で)選択した」行動にはなっていないので、どこか満たされず悩んだり苦しい感覚に陥り、全行動を自分の責任だと思えず人や物事のせいにしてしまいます。(無意識にです。)

 

そういう状態で出てくる言葉や行動はニセモノなので、周りの人はなんとなく違和感を感じるので必ずどこかで亀裂が入ったり軌道修正させられるような出来事が起こります。

 

 

その話を母にしたら「本音を感じるなんてやったことないから解らない。」と言っていました。私はそれを聞いて「確かにそのとおりだな。」と思いました。

 

私も「10秒スイッチ」を人生に取り入れるまでは、実はたくさんの本音をスルーしてきたことに気づかなかったのですから。

 

 

ごく自然に「本音」を見て見ぬふりをしてしまうほど現代社会は「感じる」ヒマがない、いや「感じる習慣」がないんですよね。

 

テレビやネットから溢れに溢れ出る情報、スマホを開けばSNSで他人の面白そうな情報に釘付けになる環境が24時間あります。

 

 

そもそもベースとして、日本は人と比較して優劣をつけられ、自分の考え以上に周りの人からどう思われるか?という考え方になるように教育されています。

 

曖昧に言葉や態度を濁して本音をうまく隠して生きていくように社会全体がなっています。

 

そういう中で長い間生きていると「本当はどうしたいのか?」を感じる姿勢や力がなくなり、その表面にある世間の常識とか他人の意見とか要らない情報の範囲の中で考えて答えを出そうとしてしまいます。

 

 

ちょうど7月から10秒スイッチ実践講座プログラムを始める矢先にこういうことが起きたので、やはり10秒スイッチはあらゆる年代に必要なのだなと感じることが出来ました。

 

 

母は私が生まれる前からネコを飼っていて、そのあとも家の中にはスズムシやカブトムシ、ザリガニやめだかにジュウシマツ、スズメ、犬3匹に植物と、ずっと何かの世話をしてきています。

「可愛かったなぁ。飼いたかったなぁ。あの時この気持ちが分かってたらなぁ。もう遅いんよなぁ。」と炒め物をしながら頬を伝う涙を見ていると、職業柄つい言葉を発してしまいそうでしたが、ハッとし、娘としての心だけに耳を傾けると「うん…。そうだね。」という言葉しか出ませんでした。

 

しらばく自分の気持ちを語りながら料理が終わった母は椅子に座って私にこう言いました。「悲しいけど、でも、これからがスタートなんじゃろな。しーちゃんのお骨を持っていかんといけんな。」と。

 

 

この件で、父からの愛や絆、動物に対する在り方、自分の本当の願いなどたくさんのギフトをもらっていることに気づいたようで、少しだけ元気な顔になっていました。

 

本当の気持ちに気づくと前に進むことしか出来なくなります。写真のしーちゃんが励ましてくれているようでした。

 

今、母はプレゼントしていた「シンクロちゃん」を真剣に読み始めています。

 

10秒スイッチ実践講座45日プログラム

人生において一番大切な、でも誰も教えてくれないことを実践する講座を開催します。

 

期間と内容:7/9~8/22

①7月9日(火)対面(ZOOM可) 10時~13時

~「いま」を感じる~

日常生活で無自覚に流してしまっている「感じる」ということにフォーカスするやり方とコツについて学び実践していきます。

②7月23日(火)ZOOM 10時~13時

~どんな「いま」の自分にもOKを出す(リカバリーする力をつける)~

プラスもマイナスもすべての出来事をそのままあるがまま認めた上で、プラスに進めていくやり方を学び、実践していきます。

③8/6日(火)ZOOM 10時~13時

~過去へメッセージを送る~

1回目と2回目で「いま」にフォーカスするコツをしっかり掴んだ上で、過去の自分からの応援をもらえるやり方を学び、実践していきます。

 

講座日から2週間フォローさせて頂きます。(LINE@かFacebookにて)Facebookグループにて録画映像をご覧頂けます。

講座代金:36,000円(税込)

対象者:どなたでも可能です。最大8名

条件:Facebookにアカウントを持たれている方。(動画を録画したものをFacebookのグループで共有するため。また、Facebookグループでの書き込みも必要なため。)

 

お申し込みはこちらからお願いいたします。

 

「シンクロちゃん」佐藤由美子、しまだたかひろ

 

時空力コンサルのお申し込はこちら

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