嫌われている「べき」の裏の顔

時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)

 

 

 

今日はクリスマスイブですね。

 

そして、まもなく2020年が終わります。

 

 

コロナから始まりコロナで終わる世界の中で、誰もが「自分の生き方」を見つめ直す年だったのではないでしょうか。

 

 

個人的には、愛とお金とゆたかさが循環した、素晴らしい1年でした。

 

 

3月の終わりから4月にかけて、体調を思いっきり崩しましたが、そこから逆にいつも自分の体調に気を配る気持ちが芽生えました。

 

 

 

さすがに、夜中にトイレに行って旦那さんの目の前で意識を失ったのは、衝撃的でした。

「ああ、死ぬんだ…意外とあっけないな」と思いました。(笑)

 

 

それでも、そんな体調の中でも、1日1記事を書くことだけは止めませんでした。

 

 

体調が悪かろうと、旅行中だろうと、どれだけ忙しかろうと、書くことだけは1日にも欠かさず続けてきました。

 

 

1年前に自分にそう誓ってから今日まで、自分との約束を守っています。

 

 

 

書くことは正直苦しかったのですが、それでも、ここは逃げずに向き合い精進していくべきところだと、心のどこかで分かっていたのだと思います。

 

 

だから、どんなときも、書くことをやめずにいられたのだと思います。

 

 

 

よく「~するべき」「~しなければならない」というものを手放しましょうと言われます。

 

 

今は年末なので、断捨離で色んな手放しに励んでいる方も多いと思います。

 

 

 

この「~であるべき」は、他人との比較の中で感じるもの、世間の常識を当てはめて出てくるモノや意識だったりします。

 

 

 

今年の私の場合だと、「料理は栄養バランスが良く、彩りも良く、センス良く、美味しいものであるべき」という「べき」を持っていました。

 

 

また、「家は誰がいつ来てもキレイで整っているべき」という「べき」も持っていました。

 

 

まだあります。

 

「キレイな女性でいるべき」という「べき」も持っていましたね。

 

 

以上、私の2020年、“3大・手放した「べき」”の発表でした!😆

 

この3大手放しは、私をより創造的にさせ、自分こそが世界の中心であり創造主だと実感させました。

 

このような、手放すと楽になる「べき」は、本来の自分らしさに出逢うためのものです。

 

苦しかった気持ちが、一気に楽になります。

 

 

 

でも、実は、私が今年1年書き続けてきたのも、同じ「書くべき」という「べき」からだったんですよね。

 

 

こちらの「べき」も、手放すと楽になるので、一見同じ種類の「べき」に見えますが、ちょっと違っていたんです。

 

 

こっちの「べき」は、たしかに手放すと楽にはなるのですが、楽になった後を想像すると、その自分は「沈んでいるイメージ」なんですよね……。

 

 

解放されたのに、ちょっと寂しくて居心地が悪い感じがするというか。

 

 

ここは踏ん張りどころ、これは必要なこと、この先に続く道がある気がする、そんな苦しいけれども、その先に見えるかすかな光のようなものを感じたわけです。

 

 

 

つまり、「~すべき」「~しなければならない」には、本当に捨ててしまって「手放すべき」ものと、

これだけは捨てずに「大切にするべき」ものとが、あるんだと思うんです。

 

 

そして、どちらも結果的には、同じ自分が残ります。

 

 

 

本当に「捨てるべき」ものを手放した後に残った自分は、世間基準ではなく、自分基準の「純粋な自分」です。

 

 

また、かすかな希望が混じる「べき」を、捨てずに大切にする自分が進んだ先にもまた、「純粋な自分」がいます。

 

 

どちらの「べき」に注目し行動しても、残る自分はイコールである、と思います。

 

 

 

このコロナから始まった新しい時代ですが、来年以降ますます既存の世界が壊され、新しい世界になっていくことは止められないのだと思います。

 

 

 

でも、時代がどんな風に変わろうと、大事なのは、自分のしあわせです。

 

 

だって、世界がどれだけしあわせで溢れようと、自分自身が不幸であれば何の意味もないですよね。

 

 

逆もまた然りで、世界がどれほど混乱で溢れようと、自分自身がしあわせを感じられれば、それでいい。

 

 

 

自分が「純粋な自分」でいられること、それがつまり、しあわせであるし、周りの人のしあわせでもあります。

 

 

 

 

何を捨てて、何を残すのか?

 

 

「べき」という言葉の裏には、「純粋な自分」が顔を出すのを待っている気がします。

 

 

 

みなさま、良いクリスマスを!

 

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