オスとメスが結婚する理由(カマキリバージョン)

時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)

 

 

先日、4才の息子が昆虫のDVDを観ており、ちょっと気になったので一緒に観たのですが、かなり衝撃的でした。

 

「カマキリのオスは、メスに気づかれないように背後から忍び寄ります」

ナレーションは、淡々と語ります。

 

 

「オスは失敗し、メスに見つかってしまいました。

カマキリは、動くもの全てが敵だと思います。

たとえ、交尾のために近づいてきたオスでも」

 

 

無音のまま、メスがオスの頭を食べている映像が流れています。

 

 

「それでも、2匹は交尾を始めるのです。

頭を失くしてもなお、オスは、次の世代に命を

受け継ぐために」

 

 

「交尾が終わった後、メスにはまだ仕事が残っています」

 

ヨロヨロと歩くメスは、ここだという場所を見つけたらしく、産卵をしました。

 

 

「そして、命のともしびが、まもなく終わろうとしています」

 

 

木の枝にぶらさがっていたメスのカマキリが、ポトッと落ちました。

 

 

大地は真っ白な雪に覆われ、その間冬眠している昆虫たちの姿。

 

 

やがて春になり、カマキリの赤ちゃんたちが顔を出しました。

 

エンディングテーマは、福山雅治……。

 

 

 

これ、分からんやつーー!

昆虫に一番興味ある幼稚園児には、絶対に分からん深くて泣けるやつーーー!!

と一人でツッコミました。

 

 

カマキリのメスが交尾が終わったあとオスを食べる、というのは有名ですが、まさか頭がなくても動けて、交尾まで出来るとは……。

 

 

小1の頃、カマキリを掴まえようとして、カマを振り上げられ、あの三角の目で睨まれ悲鳴を上げて逃げた、

大のカマキリ嫌いの私としては、恐怖以外の何物でもない映像でした(笑)。

 

 

ただ、そのDNAに刻み込まれている「命を残すこと」への執念が、私に目を背けさせなかったんですよね。

 

そして、オスはただただ、メスが「命を残す」ために存在しているのだと痛感したわけです。

 

 

これはもう生物が逃れることができないプログラミングだ、ということを。

 

 

この生物の本来の在り方から、男性は遠ざかりつつあるように思います。

 

 

女性が子供を産まなければ人類は滅びます。

 

 

その女性の尊さを知らないまま、女性の存在理由が分からないままだと、

具体的にどうしたら女性がよろこび、また、安心して子育てできるのか、全く分からないはずです。

 

 

「頭を食べられましょう」とまでは言いませんが、でも、そのくらいの覚悟は必要ですよね。

 

 

だって、それがその後の二人の(家族の)幸福度に直結するわけですから。

 

 

ただ、その前に、女性も「頭を食べる」覚悟が必要なのでしょうね。

 

「このオスの子供を産むために、この命を捧げる」ということです。

 

 

それが、結婚、だと思うのです。

 

 

その後、2人がどういう運命を辿るかなんて、誰にも分からないことです。

 

でも、少なくとも、強くそう思い結婚した二人なら、未来がどうなろとも、そこに悔いは残らないと思います。

 

 

子供をこの世に残すためにお互いがちゃんと役割を果たしたことに、いつかどこかで気がつくからです。

 

 

私は結婚する前、今の旦那さんが頼りないと感じ、将来が不安だと思っていて一度別れたことがありました。(関連記事私の逆プロポーズ大作戦か)

 

 

実はその間に、自分が理想としていた男性に実は出逢っていたんです。

 

その人は、優しくて男らしく、外交的で、自分の仕事に誇りを持っていて、太陽みたいな人でした。

 

この男性と出逢ったあとすぐに今の旦那さんと元サヤになったわけですが、

ここから数ヶ月、やはり結婚となると、どちらが結婚にふさわしいのか、また迷ってしまったのです。

 

 

数か月の間に色々なことがあり、悩み続けたのですが、最終的な決断となったきっかけがありました。

 

 

それは、今の旦那さんに対して「この人の子供が生みたい!」という気持ちが湧き出てきたことです。

 

 

頭で考えると、完全に新しい彼の方が私の理想の結婚相手だったのですが、この腹からやってくる、

「このオスの子供を生むのだ!」

という、強い本能に従うことになることにしました。

 

もう15年も前のことです。

 

あの時の自分の決断に間違いありませんでした。

 

 

これから結婚される方は、頭で考えずに、心で感じずに、

腹から(子宮ですね)湧いてくる「生物としての本能」を大事にしてほしいなと思います。

 

 

さて今年は、旦那さんと二人で「それぞれの夫婦のしあわせのカタチ」を提案できる場を作っていきたいなと、ひそかに思っています。

 

これから結婚する若い人達、そして、もう結婚しているカップル達が「結婚って、楽しい!」と思えるように……!

 

 

今日は、去年私たち夫婦のお話会にきてくださった女の子の結婚式にきています。

 

偶然にも私たちと同じ式場なので、感動もひとしおです。

 

今年もまた新しいカップル達と出逢い、しあわせを祈れますように……!

めでたい!

 

 

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