時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)
以前、バリバリ仕事をしていたとき、夜、歯ぎしりが凄かったらしいです。
旦那さんが、教えてくれました。
自分ではまったく覚えていないのですが、たしかに、歯がボロボロに抜ける夢をしょっちゅう見てたので、そのときに歯ぎしりをしていたんでしょうね。
出産して家にずっといるようになって、歯ぎしりはピタッと止まったそうです。
これも旦那さんが、教えてくれました。
たしかに、歯が抜ける夢は最近見ていません。
それから、片頭痛もしょっちゅうありました。
あのとき、肩こりも、首こりも、凄かったんですよね。
自分をよく観察してみると、接客するときに、ものすごく緊張している自分を発見しました。
自分の意識では、リラックスして楽しんで接客しているつもりだったので、とても驚いたのをよく覚えています。
だから、かなり意識して体の緊張を和らげるようにしないと、すぐに無意識に筋肉が強張るもんなんだなと痛感したんですよね。
そこから、偏頭痛や、肩こりが激減しましたからね。
子供が生まれてからも、時々バイトに行かせてもらっていたのですが、その時にも驚くことがありました。
普段、家にいるとき、お気に入りのカチューシャをしていたのですが、昔は平気だったのに段々と頭を締め付けられて痛くなるのを感じていました。
ですが、お気に入りで楽チンなのもあって、カチューシャをつけ続けていました。(今はもうムリです)
でも痛いので、10分おきにカチューシャを一旦外してまた付け直す、というのが家でのクセでした。
それが、バイトに行ったときに、同じく、そのカチューシャをつけていたのですが、何時間経っても頭が痛くなかったんですよ。
午後3時頃に初めて、カチューシャに手をやって付け直して、ハッとしました。
普段、家では本当に頻繁に頭に手をやっていたので、痛くないわけがないんです。
そうつまり、痛くないのではなく、痛みを感じることができない状態だった、ということなんです。
人って、緊張感を持っている時、交感神経が優位だと、痛みや疲れなどを感じにくくさせるんですよね!
驚きー! でした。
脳は、一生懸命ごまかして「痛み」を感じさせなくしてくれるんです。
けれど、ゆるんだ時、例えば、お休みの日や寝ている時などに、
「はいどうぞ! もう痛がっていいよ~!」
と、脳がオッケーを出すから、痛みを感じるんだと思います。
当時も、上司がよく言っていました。
「休みの日になったら、頭が痛くなる」と。
それでも、現代社会で生きている以上、ストレスやプレッシャーをゼロにする、というのはとても難しいことだと思います。
それがあるから、踏ん張れたりするし、乗り越えた先の景色を見るために、しんどい時期だって、時には必要なはずです。
だから、ストレスを少なくしていくこともちゃんとやりながらも、大切なのは、体の声に耳を傾ける姿勢なんじゃないかなと思います。
体が悲鳴をあげているのは、ほぼ間違いないとしたうえで、脳はそれを調節しているだけだとする方が、自然な考え方のように思います。
だとすると、ゆるんだ時にしっかりと体の痛みや強張りを感じてみることが必要だと思います。
おススメは、寝て起きた瞬間です。
その時、体の隅々まで感じてみると、頭が重いなとか、ちょっとここが痛いなとか、逆に体が軽い気がするなどが、分かりやすいです。
その微細な感覚を掴んで、その日できる範囲でケアすることが大切なんじゃないかと思うんです。
おもしろいですよ、いくら頭が重くても、一日が始まったら消えることが多いですからね。
これは、なくなったわけではなくて、例の脳が、ね。(笑)
「んなこと言ってられんでしょ! 動かないとね!」ってね。
痛みや重さを調節されて鈍感になっているだけなので、「あれ? 大丈夫だ!」って思わない方がいいかもしれません。
ちゃんと、朝感じた部分なり感覚なりを、なるべく解消してあげるようにその日を過ごすと翌朝の感覚が変わってきます。
ただ、自分の体の感覚がそもそも麻痺してしまっている場合も、多々あります。
そういうときは、一旦体をほぐしたり柔らかくしたりすると、「敏感さ」が戻ってきて、自分の感覚にフォーカスしやすくなります。
私の仕事のメインは「時空力コンサル」なのですが、ボディケア(骨気コルギ)の方もずっとやっているので、鈍感だったお客様が敏感さんに変わっていくので、よく分かります。
去年のボディケアの仕事の朝。たまたま撮影。
自分の体調や感覚、痛みや重さ、軽さや心地良さなど、すべてにおいて、敏感に反応できるようになるようです。
だからですかね、みなさん、健康意識や美意識が高くなるので、キレイになります。
なるべく本来の状態に戻してからの方が、自分自身でのケアや管理がやりやすいし、楽しいですもんね。
年齢とともに体調を本当に気をつけていかないと、季節の変化にさえついていけなくなるので(笑)、ぜひ、お近くのマッサージ屋さんでボディケアしていただきたいと思います。
今日は、旦那さんのボディケアをしたのですが、マッサージ屋さんに行かなくても、できれば日々ちょっとだけでも、夫婦でボディケアができれば楽ですよね。
もう数年前ですが、パートナーシップのマッサージ講座なんかもやっていましたが、
いまだに「あの時、マッサージを習って良かったです! 旦那さんにケアしてあげると喜びます」というご感想をいただきます。
夏本番になってきましたが、自分の体の声をしっかりと聴きながら、暑い夏を乗り越えていきたいと思います。
体調だけは、お金も時間もかけてあげないと、ですね。
はい、肝に銘じます!(笑)