LIFEコンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)※時空力コンサルタント、と名乗っていましたが、LIFEコンサルタントにしようと思ってます。まだ色々変更できてませんがすみません。
先日、めっちゃくちゃ腹が立つことがありました!
夜、娘の歯磨きをしていたら、右下の奥歯の表面に穴が空いていて、その中が黒くなっているのです!
「虫歯じゃが!!!」
何度見ても虫歯!
いやいやいや、なんで毎日親が歯磨きしてあげてるのに、ここまで酷い虫歯になるわけ!?
てか、普段は娘の歯磨きの担当は、大体が旦那さん!
なんでここまで酷くなるまで全然気づかなかなかったのか!?
そう思っていた時、ちょうど旦那さんが「ただいま」と帰ってきました!
「ちょっと!!! こっち来て!!」
帰ってくるなりこんな口調は、初めてのことです。
旦那さんも戸惑っていました。
「なんでこんなことになったのか!?ちゃんと毎日磨いているのになんで!?てか、気づかなかったのはおかしくないか!?」
とキレました。
旦那さんは帰ってくるなり、私のこの調子にイラついたのでしょう、
「ああ、つい最近気づいた」と放り出すように言いました。
「つい最近っていつのことよ!?てか、報告してよ! 歯医者に連れていけとか何で言わないの!?」
とまくしたてました。
こんな甘いもの食べてその後歯磨きしないからかな…😭
その私の尋常じゃないキレ方、に旦那さんは守りの体制に入りました。
鼻歌を歌い始めたのです!
私がギャーギャーわめいているのを、気にしてないよアピールで、鼻歌を!
明らかにゴキゲンじゃないのに鼻歌を歌うっていうのが、また私の逆鱗に触れまして!
「ちょい! 聞いとん!?!?」
そしてまた、
「なんで毎日磨いているのに、こんなことになるんよ!?!!?」
とわめき散らしました。
旦那さんも当然ですが、キレてきて。
「なら、お前が磨け!」
「信頼して任せてたのに!」
などと、2人でギャーギャー怒鳴り合いました。
私はもう、マジで、腹が立って腹が立ってしょうがなく、怒りがどうしても収まらずひたすら大きな独り言で文句をずっと言っていました。
誰にって、虫歯にです。
虫歯、めっちゃムカつく!!!
何なん、こんなに毎日時間を割いてめんどくさいのに頑張って歯磨きしてきたのに!!
なんで、虫歯になるんじゃ!オラッ!!!!!
とマジで一人でわめいていました。
止まらないんですよもう! 虫歯への怒りが!!
最後には、旦那さんが「うるせー!」と言って2階に上がっていきました。
私は階段下から「おやす…MI!!!!!」とキレながら声をかけ、布団に入りました。
まあ、私が悪いです、100%。
ほんま、ムカついてムカついてどうしようもなかったんですよね。
かといって、実は、心はなんというか平常心で、頭が怒っている感じなんですよ。
表面的に怒っているというか。
誰かに言わされている感じ、なんです。
だからでしょうね、布団に入ると、「なんでこんなに怒ったんだろう???」と自分でも不思議です。
冷静に怒っている、という不思議な感じ。
何だ、コレ???
虫歯になりやすい子となりにくい子がいるとは分かっているのですが……。
色々と自分なりの答えがいくつかあるのですが、その1つに、私は、かなり歯に関してはうるさいということです。
まあ、自覚はしていました。
でも、今回で再確認しましたね……。
「虫歯」とか、歯に何かしらのトラブルが起きることへの極度の恐れがあるのです。
それは、小さい頃から私自身が虫歯によくなっていたことがまず挙げられます。
学校から紙を持って帰ってきて、歯医者に行って治療をする。
歯医者への恐怖、痛み、銀歯の数々……。
お母さんが私の歯磨きをもっとちゃんと見てくれていたら、虫歯にならなかったんじゃないかとも思っています。
大人になってからも、ちゃんと歯磨きを毎食後しているにも関わらず、
歯に穴が空いて虫歯になり、そのときに選んだ歯医者がヤブ医者で有名なところでした。
初回から、大した虫歯でもないのに神経を抜かれ、さらにその隣は虫歯でもないのに神経を抜かれたのです。
神経を抜かれているとは知らず、その翌日勤めていた病院のみんなに話したら、
超有名なヤブ医者で、何度も営業停止処分になっている歯医者でした。
今までも勝手に歯を抜いたりして、何度も訴えられ、そのたびに名前を変えてまた営業し始めるらしく、岡大出身なので岡大も困っていると……。
これ、歯医者への恐れが、新たなる恐れを生み出したということです。
なので、それ以来さらに歯医者への恐怖は増し、信頼はなくなりました。
ただ幸いにも、歯科技工士の知り合いから勧められた良い歯医者さんが見つかり、それ以来ずっと私も子供たちもそこでお世話になっていました。
今回キレたのは、そういう、歯医者への恐怖、虫歯への恐怖や怒りが私の中でめちゃくちゃ残っているということです。
娘と自分自身を重ねて見ていたのだと思います。
さらに。
母から「歯を大事にしなさい」と小さい頃から何度も言い聞かされてきました。
この言葉はめっちゃくちゃ、残っています。
そして、今でもですが、小さい頃から歯並びの良さをかなり褒められてきました。
たしかに、キレイなのです。
他のところはあまり褒められてこなかったし、自分のことをブスだと思っていた私としては、
唯一褒められる、認められているのは「歯だけ」という感覚がずっとありました。
なので、「歯だけは死守しなければ」という想いが強くあるのです。
昔のCMで「芸能人は歯が命」というのがありましたよね。
あの時、「一般人も歯が命」と思ってましたからね!(笑)
こんな風に、歯に関してはかなり敏感になっていたので、しっかりと強めに磨くように指導されたのでそれを続けていました。
すると今度は、磨きすぎて逆に知覚過敏になっていることを今の歯医者さんで言われました。
「なんで前の歯医者はあんなこと言ったんだ!」と腹が立ったのを覚えています。
この長年かけて育ててきた「歯への執着心」「歯に関する怒り」が今回の娘の虫歯で、改めて浮き彫りになったわけです。
まさに「負の連鎖」です。
歯がキレイなことを誇りに思う一方で、これがなくなったら絶望的という恐怖も、同時に抱えていたのです。
この私の歯への恐怖や怒り、もっと言うと、歯医者やお母さんへの怒り、そして自分自身への無力感が、娘や息子の虫歯を創り出していたのです。
そのまんまの怒りを露にできることは、素晴らしいことです。この顔がウケて写真撮ってしまいました。
ということで、これが改めて浮き彫りになったこのタイミングで、ちゃんと毎日自分を癒していこうと思います。
これは私自身の歯に関することですが、事柄はそれぞれ違いますが、
誰にでもこういう「小さい頃に作られた思い」が大人になっても人生を邪魔することが多々あります。
ただ悲しい、ただムカついた、でもいいのですが、そこには解決すると人生がもっと楽になる根源があります。
というよりは、解決しないと何度も何度も似たような「怒り」や「悲しみ」、
そして「無力感」「無価値感」に襲われ、本来のしあわせから引き離されていきます。
そして、気がつくと、人間関係がこじれ、そこから派生する仕事やお金や、健康に影響が出てきます。
だから、「めちゃくちゃキレたぞ!」ということがあったら、
それは「小さい頃からの思い」を終わらせるチャンスであり、しあわせへの抜け道です。
ただ、「キレる」が出来ない人がかなり多いのも事実です。
怒りを自然に、めっちゃナチュラルに感じないように流せたり、ニコニコするのです。
また、怒りを悪だと思ったり、キレる人は大人げないとかレベルが高くない、などという考え方のせいで、
怒りを素直に表現できなくなり、抑えたり笑いに変えたりという人もいます。
そういう場合は、コンサルでは、まず「キレる」訓練を一緒にやってから、「癒し」に行くようにしています。
まっすぐに「怒る」って、この現代では難しいのかもしれませんが、
これは自分と深く繋がるためのシンプルでダイレクトな手段なんですよね。
キレてキレて、キレまくるその「怒り」は、子供の自分からの叫び、なのです。
可愛すぎて笑うと、「笑うな~!」と怒られます!笑笑