時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)
先日、冷蔵庫が壊れました。
ふつうだと10万以上する冷蔵庫ですが、コロナウィルスの騒ぎで経済が落ち込むという話が出ているので、
なんとか出費を抑えるのが主婦の役目だと思い、旦那さんにどうしても新品は買いたくないと頼みました。
最初は反対していた旦那さんも、最終的に折れてくれて、なんとメルカリで27000円で冷蔵庫を買ってしまいました。
少々のモノはメリカりで中古品を買うことはあっても、まさか冷蔵庫を買うなんて!
思っても見ませんでした。
完全に、コロナの影響です。
私は今日まで、経済を回していくことが大切だと言われてきたし、そう思っていました。
誰かがどこかが買うのを止めると、またどこかが滞り、やがて全体的に経済状況が悪くなると。
本当にそのとおりで、リーマンショックのときは、宝石やブランド時計がまったく売れず、
働いていた私はとても苦しい思いをしました。
もちろん、その他のものも売れず、みんな大変でしたよね。
今回、冷静に考えてみました。
今まで、世界は、どんどん新しいものを製造してきて、経済つまりお金の価値をどんどん大きくしていき、そのためにさらにお金を稼ぐ必要が出てきて……。
私たちは自分で自分の首を絞めてきたんだな、そう思いました。
昔、私たちの小さい頃って、靴下に穴が空いたらちゃんと縫ってもらってませんでした?
靴も服もへたれるまで使ってませんでした?
今は、そんなことしていると、「あの子の家ってビンボーなんじゃない?」みたいな風潮があるような気がするんです。
そう思われないようにと、みんながより立派な家や車、服や持ち物を買いそろえ続けてきました。
最後には、死ぬほど安い服が大量生産され余っていく時代になりました。
大切な資源を丁寧に使ったり、まだ使えるものは使う、という昔は当たり前だったことが
いつのまにか変わったんですよね。
私たちの親の世代は、モノがなく貧しいことで、心が豊かになれずより多く稼ぐことが素晴らしいとなりました。
今の世代は、モノが溢れるほど豊かなことで、心が貧しくなり、新しいモノもっと便利なモノを手に入れることが素晴らしいとなりました。
ここまでが良いとか悪いとかではなく、ここからは、どんな状況でも「豊かさ」を感じられる次の世代を作っていくことが、私たちの役目なのではないかと思ったんです!
そうじゃないと、どちらも経験してきた意味がない気がするんです。
前にブログで、子供のオモチャがいつの間にかどんどん増えていき、片づけに困っているということを書いたことがあります。
私自身がそんなに買っていなくても、あちこちでプレゼントされるし、安くて簡単に手に入るオモチャが溢れているんですよね。
買わないようにとか、家に持ち込まないようにとか、そこを気をつけるしかないと思っていました。
これは、断捨離の掟、ミニマリストの掟でもあります。
私もこの考えに賛同していたのですが、次の世代のために本当にやるべきこととは、根本的に違っていました。
私が伝えていかないといけないと思うのは、新しいモノを迎え入れる覚悟、です。
その新しいモノの裏側にあるマイナス、デメリット、失うものを知り、それがどれだけ痛みを伴っているのかという、現実という真実を受け入れることです。
それでしか、その新しく手にしたものを丁寧に大切に、限界まで使いたくなるほど愛せる心は育たたないと思うからです。
例えば、子供のワンピースたった1枚でも、小さくなったら着られないので、知り合いにあげていました。
あげる分には全然悪くないと思っていました。
でも、ただ次に回す、というのではダメなんだと思うようになりました。
次に回すのであれば、そのうちまた新しい服を買うという流れがやってきます。
その時に、新しい服の裏側まで想像する必要があると思うんです。
安くて有名な服は、じゃあ一体どこで作られているのか? どのくらいの賃金で作られているのか? その素材はどれだけ農薬を撒かれて土を汚したものなのか?
その農薬で体を悪くしている人がいるのを知っているのか?
もっと細かく言うと、古着としてゴミの日に出しても、東南アジアなどに送りつけて
大量に溢れてかえって困っているという現実もあります。
大袈裟でも何でもなく、その裏側の真実をしっかりと子供に教えながら、私自身も改めて
感じる必要があると思ったんです。
そのへん、完全にマヒさせて生きていたなと思いました。
それをしっかりと受け止めた上で迎え入れる新しい洋服なら、絶対に大事にすると思います。
また、小さくなったワンピースをスカートにリメイクするなど、工夫もできます。
昔はそうやっていましたしね。
私も随分長い間、物質とお金の魔術、いやトリックにかかっていたなと思います。
でも、1人の親が子供に教えるだけで、未来は変わると思うんです。
まずは、私からちゃんとやろうと思います。
コロナ騒動は全然嬉しくないけれど、「地球で生きるための道」に戻れて良かったです。
ちなみに、メルカリの冷蔵庫が来るのはもう少し先です。
15年使った冷蔵庫は、旦那さんと二人で何度も「がんばってくれ」と電源を抜き差ししながら、今ギリギリ腐らない温度を保ってくれています。
冷凍庫は使えません。
洗濯機が壊れて取り替える時に号泣した私。
この冷蔵庫とお別れする時も、泣いちゃうな……。
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