夏休みの宿題(母親ver.)

千神弥生(ちかみやよい)です。(自己紹介)

 

 

 

娘の夏休みの宿題の、書道を一緒にやりました。

 

 

娘は硬筆も書道も習っていないのですが、わりと賞に入ります。

 

 

それは、私がポイントやコツを教えて、一緒に練習をするからだと思います。

 

 

最初は下手っぴなのですが、やはり何度も一緒に練習しているとうまくなり、最後には立派な文字を書けるようになります。

 

 

ただ……。

 

とても、疲れる……!

 

 

やはり、提出するからには自分の中で最高なモノを出したいじゃないですか、私も娘も。

 

 

だから、お互いけっこう頑張れるんですよね。

 

 

 

一生懸命書いている人と、一生懸命教えている人なので、お互いが真剣にやっていると当然イライラもします。

 

「思ったように、うまく書けない!」

 

「なんで、そこがそうなるかな!」

 

みたいな気持ちが出てくるわけです。

 

 

「もういい! やめやめ!」

 

と投げやりになったりもします。

 

 

 

ただやっぱりその甲斐があるのでしょう、習い事として普段、字をうまく書く訓練をしていない娘が賞によく入るのは。

 

 

 

そもそも、私が硬筆や書道に肩入れしてしまうのは、私自身が小さい頃からお母さんに厳しく指導されていたからです。

 

 

 

私も習い事としてはやっていなかったけど、わりと書けていた方だったんですよね。

 

 

 

だから、娘にもわざわざ習いに行かせるつもりはなく、練習したら上手くなるというのが分かっているので、こういう夏休みなどの提出物の時にはついつい力が入ってしまうのです。

 

 

 

他の宿題は完全放置なのですが、文字関係だけはついつい……。(笑)

 

2つの作品を書きました!この写真は、テーブルクロスもあちこち真っ黒になったので洗い、書道用具も洗って干しているところです。

 

ただ、今回の夏休みは、ちょっと違いました。

 

 

途中で指導するのを辞めたのです。

 

 

もちろん最初にポイントやコツは伝えるし、途中で呼ばれたらチェックはしに行きました。

 

 

でも、今までのように、「短期集中の先生」として熱心に付き添って、出来れば入賞を狙って……というのは、辞めました。

 

 

 

短期の喜びとしては、入賞したら嬉しいし自信もつくし、次も頑張りたいと思うはずです。

 

 

 

今までそのパターンだったので、毎回娘も頑張りたいと思うようになったはずです。

 

 

 

でも、長期的に見たら、私の力なしで、「自分の力で成し遂げる」という自信をつけた方がいいなと思ったんです。

 

 

 

ただこれが……、なかなか難しく、途中チェックに呼ばれた際についつい今までと同じように指導に力が入りそうになる自分を納得させるのが大変でした。(笑)

 

でもその都度、自分にこう問いました。

 

 

「短期の喜びではなく、長期の自信を育てたいんだよね?」

 

 

すると、「ああ、そうだった、そうだった」という思いに戻ることができました。

 

 

 

 

一日頑張って最後に書き上げた文字は、とても誇らしいエネルギーを放っていました。

 

 

私がついてたらもう少し上手く書けただろうなと思わなくもなかったです、正直。

 

 

 

でも、自分の力でここまで立派な字が書けるんだと、娘もとても嬉しそうだったし、私自身も一人でよくここまで書けたなと、拍手喝采!

 

 

 

娘の宿題をとおして、母親の私が1つの課題をクリアできたように思えました。

 

 

夏休み、万歳!!

 

 

 

子供の課題成長と共に、母親も課題をこなして成長していく、そんな魂の約束をしてきたのが親子ですね。

 

 

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