時空力コンサルタントの千神弥生です。(自己紹介)
今年私は、革命のファンファーレが鳴り響きました。
子供の頃からずっと、たくさんのコンプレックスに悩み、自分のことを好きになれませんでした。
私という人間を構成するあらゆる部分を嫌っていて、ずっと、ブスでダサくて性格が悪い女だと思っていました。
セラピーや時空力コンサルなどを通して、かなりそこから解放はされていましたが、最後の最後に、根底から人生がひっくり返るような感覚に襲われたのです。
「私は、最初からずっと、美しかった……!」
存在そのものが、すでに美しかったのです。
これに気がついたとき、雷に打たれたようでした。
一瞬にして、呪いが解けるような感覚というか、愛に目覚めるというか、そんな感覚になりました。
すべては創造性という愛であり芸術であり美しさであり、爆発なんだ……!
もし私が画家だったら、間違いなく筆をとり、白いキャンバスに鮮やかで抽象的な絵を書きなぐったのに、それが出来なくてもどかしかったです。
「岡本太郎……!」
まったく興味もなく触れたこともなかったですが、岡本太郎はこれを言っていたんだと分かり、すぐにネットで検索すると、たくさんの名言が出てきました。
その言葉たちになぜか、涙が出ました。
心が震えるって、こういうことなんだ! と知りました。
きっかけは、以前アップしたことがあるのですが、1枚の写真です。
この赤が、革命を起こしたんです。革命の大元の「赤」の話は、いずれ語るときがくると思います。
これは、たまたま旦那さんが後ろにいて、撮ってくれていたのですが、これを見た瞬間に前述の感覚が湧きあがってきたんです。
「天才だ!」と伝えました。
本人は照れていましたが、20年前、私が彼に出逢った意味はこの瞬間のため、だったのです。
「あなたは、私を夢中にさせる天才!」
何度も、何度も、そう伝えました。
感動しすぎて、彼の存在の素晴らしさを伝えずにはいられなかったんです。
誰にも分からないと思いますが、この写真には私にだけ分かる強いメッセージがありました。
それは、子供の頃から自分の醜さに嘆き美しさに憧れ、なんとか表面上を整えてキレイに見せようと、もがき続けてきた私を崩壊させるべく。
世界は(全宇宙は)創造性という愛で成り立ち、美しさそのものであり、私はすべてと調和している存在なんだと。
私は、人は、存在そのものがすでに美しく、等しく創造性に溢れていると。
どこかからの(私自身ですが)このメッセージを届けるための写真を偶然撮ってしまった旦那さんの愛に、底知れぬ深さを感じたのです!
私が自分の創造性を解き放ってより自由になっていくためにいつも支えてくれている、この深いところにある愛を受け取った気がします。
だからなんだと思うのですが、そのあたりから、今まで以上に関係性が良くなりました。
元々仲良しでしたが、いくらでも深まるモノなんだと驚いています。
具体的にいうと、自分の自由な気分で行動したことが相手が喜ぶことになる結果とつながっているのです。
例えば、先日大掃除をするぞと言われた日曜日、私は窓をキレイにしただけで今日はもうやめようと思い、旦那さんの掃除の手を止めました。
ケーキを食べに行こうと誘いみんなで行ったのですが、そこでゆっくりして「さあ帰ってお掃除に続きをしよう」と言い出した旦那さんをまた止めて、カラオケに行こうと誘いました。
その後、夜ご飯を鼻歌まじりで作ってくれている旦那さんに、大掃除しなくて良かったのかと尋ねると、本当は掃除はダルかったと答えてきました。
いつも大掃除は旦那さんは張り切ってやっているので好きでやっているのかと思っていたんですよね。
もちろん、キレイになると気持ち良いのでやりたい気持ちはあるそうなんですが、それよりもやっぱり休みの日は休みたいそうで、そりゃそうだと思いました。
私は自分の勝手で好きなように振る舞っただけなのですが、結果的に、彼の本当の望みとピッタリ合っていたのです。
ザックリと書きましたが、こういった二人の気持ちがピッタリと寄り添っていると感じる出来事が、日常に細かく何度も起きるようになりました。
自分中心でいながらも、なぜか同時に、相手中心でもある、という不思議な感覚。
言葉にできなくてもどかしいのですが、「あうんの呼吸」というか、一心同体というか、そんな感じなのです。
二人が「調和のダンス」をしている、そんな感じなんです。
旦那さんに「中森明菜か!」とツッコまれたこの服!笑 よく分からんけど、紫すぎたようです。笑
あの落雷の日から、私は岡本太郎の本を何度も読み返しています。
ちなみに、この本は私が買ったのものではなく、旦那さんが20代の頃、私と出逢う前に買っていた本です。
私が岡本太郎と騒いでいたら、そういえばオレは本を持っていると出してきてくれたんです。
沢山の本たちが、本棚を通過していきましたが、この岡本太郎はずっと手元に残している数少ない本だったようです。
まさか、20年後に奥さんになった人が、自分がたまたま撮った写真に衝撃を受けて、「岡本太郎だ!!」と叫ぶなんて、思ってもみなかったと思います。(笑)
間違いなく、未来でいつか出逢う私のために準備していたものなのです。
その証拠に、本の中には、私がこの時感じた衝撃「美しさ」について言葉にしたものと、まったく同じ言葉が書かれていたのです!
長年の悩みを根こそぎ覆し、「そうだ、その通りだ!」と後押しまでしてもらいました。
旦那さんが撮ってくれた年末最後の写真。目つむっとるじゃろうが!笑 ちゃんと撮ってや!
この世に、赤い糸というものが存在するのかどうかは分かりません。
ただ、女性は必ず、こんがらがった呪いを解いて、祝福の衣を織りなす存在へと変わっていく。
その変容を促すために、男性は存在しているのだと思います。
パートナーシップの形はそれぞれですが、その視点から見ればすべてのカップルたちは赤い糸で結ばれていると思います。
特に女性は、きっと自ら進んで、呪いを解いてくれる人に結びつけているのではないでしょうか。
実は、あれ以来パートナシップもさらに良くなり、思いがけないギフトがどんどん流れ込むようになりました。
また、時空力コンサルのクライアントであるお客様からも、驚き衝撃の嬉しい報告も届いています。
2021年、どうなるだろうなとワクワクする気持ちと、もちろんドキドキした不安もありますが、
変わらず、女性の呪いを解いていく視点を伝えながら、その最大の鍵となる男性との関係性がお互いにとってよりしあわせなカタチになるよう願い続けていきたいと思います。
今年、記事を読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。