こんにちは、千神です。
部屋が片付いていると、本当に気持ちが良いですよね!
ちょっとした、カフェ気分を味わえたり、もっと可愛くしたいな、なんて女性ならではのワクワク感を味わえます。
一年前から挿し木から育てているバラが、たくさん開花しました♡
うちの子が3才や5才の時、部屋はものすごく散らかっていました。
オモチャは散乱するし、踏むと痛いからキレちゃうし。
パンくずやご飯粒を踏んでは、嫌な感触にイライラしちゃってね。
子供服はどんどんサイズアウトするのに、なんだか思い出があって捨てられなくて、クローゼットや押し入れを占領していました。
整理を始めると、頭が混乱してきて、最後にはギュッと押し込んでなかったことにしたり。
で、プラスチックや紙の箱も、幼稚園で使うからといって取ってあったりして……。
見渡せばゴミかオモチャ、扉を開けばギュッとなっている不明な数々、可愛く見えなかったキャラ物の小物たちに、
人生全部を占拠されそうな得も言われぬ恐怖感があったように思えます。
だからでしょうね、やたら、目につく「きらめくお片付け」「部屋はあなたの精神状態」「シャリシャリ」という言葉たち。
今、振り返ると、
こんな標語に焦らされ、追い詰められていたことが、残念でなりません。
もし、今、この文章を読んでくれている、小さいお子さんをお持ちのママさんがおられたら、
全力で、散らかっている部屋をお勧めします。
散らかってて、いい。
散らかっていることが、いい。
散らかっていないと、不幸。
散らかってこそ、幸せ。
散らかることが、子育て。
散らかる日々の、愛おしさよ。
ピエール・ドゥ・ロンサールです。これは、昨年買いましたが管理が悪く今年は花がつきませんでした。なので(笑)、ついまた新しいピエールをお迎えしてしまいました!(笑) ほんと、可愛すぎる…と、ため息ついてる日々です。
いや、ほんまに、そうよ。
散らかってこそ、なんぼ、よ。
てか、散らからない子育てって、あるの?
散らかっていない部屋に、ママ友呼んで「キレイにしてるね~」って言われたいんでしょ?
「私はキレイな部屋が好き」って思っているかもしれないけど、それ、違うよ。
「これが私の通常モードです」って、自分をそういう位置に置きたいだけだよ。
聞いてほしい。
少しでも、子供やダンナに対して「もう! すぐ散らかして! せっかくキレイにしたのに!」
そう思うんなら、それは、やっぱり、ちょっと歪んでる。
だって、生きてたら、散らかる。
子供いたら、散らかる。
大人がもう一人いたら、倍散らかる。(笑)
結婚生活、子育て生活、当たり前中の当たり前の話なのに、
キレイな状態をキープしようっていう意識が、すでに、あなたの本来の幸福感を奪ってる。
キレイな状態を意識しなくてもキープできる人も、いる。
そういう人は、散らかされても怒らない。
イライラしない。
だって、片付けが楽しいから。掃除が楽しいから。整理が趣味だから。
そういう性質を持って生まれてきている人も、たしかにいる。
だから、そういう人は、子供のオモチャやダンナの靴下を見ても、
「よーし♪ どうやって片付けようかな♪ 整理し甲斐があるわ♪」ってなる。
でも、そういう性質を持っていない人の方が、ほとんどじゃないんかな?
だけど、たまに、そういう性質の人が挙げているブログ、インスタを見て、触発されてしまって、
「私も、こうやって暮らしたい!」ってなるから、片付けで悩むことになる。
なんじゃ、それ!(笑)
だよ。
聞いて。
本当に片付けが好きでやっている人は、何度も言うけど、イライラしない。
楽しいんだって!
でも、自分以外の家族が散らかしたのを見てイライラするんなら、
それは、片付けが好きなんじゃなくて「片付けなければならない」っていう、概念があるだけ。
「好き」と「ねばならない」を一緒にしたら、いけん。
やっぱりそれは、自分を無理やり、
自分の性質じゃない方向に持って行っているから、歪みが出るんよな。
で、イライラして、子供やダンナに当たる。
ここで、知ってほしいのは、
そうやって「片付けなければ」に囚われていることで、
一番大切な「今、この時だけに散らかっている、愛おしさ」を失ってるってこと。
今、この瞬間だけの、子供の興味や関心、夢中になっているオモチャや、
その使い方、広げる場所、組み合わせ、テーブルや床や部屋の占領の仕方っていうのが、ある。
それって、今この瞬間だけ。
来週には変わるかもだし、なんなら、明日にはもう変わってる。
日々、日々、成長している子供は、よく見ると、植物と同じで毎日絶対に成長している。
小さな葉っぱと、茎だけだったのに、日々成長してくれて、こんなに立派なお花を咲かせてくれました!涙
転がったオモチャや散らかったゴミを見てみて。
それって、愛でしかなくない?
愛おしいっていう気持ちしか、ないんですけど!
散らかった部屋を「キレイが通常モード!」とイライラしながら片付けること、
それは、子供への愛おしさと、その愛を自分の中に宿せる自分自身への愛おしさをも、片付けていることになる。
これに気がついてから、私は、片付けが楽しくなりました。
子供がいない間にキレイに片付けた部屋が、子供が帰ってきた途端に散らかるけど、
それが愛おしい。
これが、いい。
私の中の、母の愛が育っていることを、感じさせてくれる。
子供が通った後、あちこちに、バラまかれていく靴下や教科書、プリント、オモチャ。
子供である跡を、残していく。
私は、それをまた翌日、愛おしさいっぱいに、片付けていく。
子供であった過去を思い出す日が来た時、きっと、
この愛おしさいっぱいに拾いあげた今を思い出すもんな。
散らかった部屋には、愛しかないよ。
イライラしながら片付けている一方で、何を一緒に捨てたり片付けちゃってるか、教えてあげたい。
過去の私に一番に教えてあげたいけど……。
もう、戻れないから、この気持ちが片付けで悩んでいるママに、届くといいな。
いい?
部屋はあなたの精神状態、
はい、愛と愛おしさで散らかり倒してます!
きらめく片付け術、
はい、きらめきより愛おしさの方を、取ってます!
シャリシャリ、
はい、今頭の中は愛いっぱいにつき、正常な判断ができません!
以上、終了!
え? ダンナが散らかしたやつ??(笑)
それはまた、あるある、ですよね~!(笑)
それは、また、少し角度を変えて見ると、解決します。
根本原因は、同じなので!
庭にバラがあるのが夢でしたが、小さいところから叶えられるようになりました!